「いのちの講座」がん教育・薬物乱用防止教室
2023年5月19日 16時19分本日5、6校時に「いのちの講座」として『がん教育』『薬物乱用防止教室』を実施しました。講師として愛媛県赤十字血液センターより医師の松坂俊光先生をお招きしました
『薬物乱用防止教室』では主にスマホ(ネット・ゲーム)依存についてお話しいただきました。「スマホは最も新しい薬物」と言われるほど依存性が高く、スマホゲームで得られる勝ったという感覚やわくわく感は、アルコールや薬物で得られる高揚感と同じ程度だと言われているそうです
スマホは私たちの生活に身近で、なくてはならない存在となっています。しかし、スマホは道具の一つであることを忘れず、後悔しないために上手に使う方法を考えていかなければなりません
中学生の皆さんには将来が何も決まっていない無限の可能性を持っています。スマホで夢を失って人生を無駄にしないように…。今日、学んだことを考えながらお家の人と話し合ってスマホ利用のルールを作り、便利なツールの1つとして、上手に利用していきましょう!!
がん(悪性新生物)は日本人の死亡原因第1位であり、身近な病気です。『がん教育』編では、がんに関する知識を、専門的な立場から分かりやすく教えていただきました。その上で、もし周りの人ががんに罹患してしまったら…どういった対応をしたらよいか、どのように接したらよいかを考えました
がん患者さんに接する時は、正しい知識と思いやりの気持ちを持ち、言葉を発する前に、その言葉を受け取った「相手がどう思うか?」ということを考えることが大切です。これは私たちの日常生活においても大事なことではないでしょうか…
今回の「いのちの講座」を通して、健全な興味・関心・好奇心を持つことの意義、そして人に優しくなるため、他人を大事にする気持ちをもつためには、まず何よりも自分を、自分の命を大切にし「生きる力」を持ち続けることの大切さを学びました
講師の先生からのメッセージにもあったように「命は一つ!命は輝いてほしいです」。中学生の皆さんの可能性は無限です。自分を大切に夢に向かって健全に元気に歩いて行ってほしいと思います