総合的な学習(NET) ~仙波盛景さんについて学びました~
2022年6月20日 10時40分6月17日金曜日⑤・⑥校時の全校NET(総合的な学習)の時間に、劇班7名で臨済宗妙心寺派の積翠山盛景寺を訪れ、ご住職にお話を伺いました。
仙波盛景さん、そして盛景さんと盛景寺との繋がりについて調べている劇班のために、お忙しい中ご住職に時間を割いていただき、お話をしていただきました。飛鳥時代から奈良時代にかけて活動した仏教僧で、貧しい人々に目を向け、慈善活動を行い、人々から「行基菩薩」と呼ばれた行基さんにまつわる寺の由緒や、後に一度は荒廃した寺を仙波盛景さんが再建して仙波氏の菩提寺としたことから、お寺の名前が盛景寺となったことなどについて、分かりやすくお話をしていただきました。まるで法話を聴いているかのような、ありがたい一時(ひととき)でした。
生徒の終わりのあいさつにもあったように、「すてきな劇にしていきたい」と思います。ご住職様、お忙しい中、本当にありがとうございました。
せっかく盛景寺を訪れたので、愛媛県の天然記念物に指定されている菩提樹まで足を延ばしてみました。そして、7名の劇団員による「仙波盛景物語」の劇の成功を祈念して記念撮影をしました。
帰り道で見かけた墓石の家紋が、先日、井手窪先生がおっしゃっていた仙波氏の家紋と同じであることに気付いた生徒たちは、きらきらと目を輝かせていました。家紋と講話がつながったことに、ささやかな感動を覚えていたようです。前回の井手窪先生のお話も、今回の盛景寺訪問も実り多い活動となりました。