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3年生 進路学習

2022年7月6日 15時03分

 地区総体を終えて、少しずつ学習に気持ちが向き始めた三年生に、校長先生が授業を行いました。

学習習慣を確立させるために、ご自身が中学時代に実践していた方法を伝えてくれました。

  

① 時間の管理

 人間の集中力は持続できて、せいぜい15分。長くは続けられないからこそ、上手に休憩をはさみ、切り替えることが大切です。ご自身も、初めは15分学習→2分休憩→15分学習のサイクルで学習に励むことで、少しずつ学習習慣を定着させていったそうです。

② 環境づくり 

 家庭学習で大切なことは「環境づくり」です。先生は当時「いすに座る」と紙に書いて机の前に貼ることで、まずは「机に向かう意識付け」を行ったそうです。また、視界に学習を妨げるようなものを一切置かず、学習と休憩のメリハリを大切にしたそうです。

③ ストレス解消

 勉強ばかりしていてはいけない。音楽を楽しんだり、身体を動かしたり、声を出したりしながら、気持ちを切り替えて学習に取り組んで欲しい。 

 校長先生の想いのこもったお話に、生徒は50分間、真剣な眼差しで聞き入っていました。

 最後に、「受験は決して一人ではない。自分だけがしんどいわけではなく、あなたを気遣ってくれている家族もいる。受験の夏は今年1回しかない。『あきめない、自分に向き合う夏』にしてください。」という熱いエールを受け取りました。

 さて、もうすぐ夏休みです。体験入学などで高校の雰囲気を肌で感じながら、夢の実現に向けて、後悔のない夏を過ごしましょう。

 頑張れ、3年生!!