ブログ

いのちの講座~薬物乱用防止教室・がん教育~

2022年9月7日 15時46分

 本日5、6校時に「いのちの講座~薬物乱用防止教室・がん教育~」を実施しました講師として愛媛県赤十字血液センターより松阪俊光先生をお招きしました

 

 前半は「薬物乱用防止教室」です

 薬物と聞くと、大麻やコカインをイメージしますが、「もっとも新しい薬物」として紹介されたのは、スマートフォンでした

 ネット依存症は、脳が壊れる病気で、いったんかかると自分の意志では治せないそうです。また、特にゲームは依存症になるまでが早く、1~2ヶ月で依存症になる恐れがあるそうです日頃からスマホやゲームを触る機会の多い生徒は大きな衝撃を受けていました。

 ネット依存症を予防するためにも、「両親と本人で話し合い、”守れるルール”を家族で考えること」などが大切であると教わりました。この機会にスマホやゲームの使い方を家族でお話してみてくださいそして、ネットによるコミュニケーションにばかり頼らず、顔と顔のコミュニケーションを大切にし、心と心が通い合う温かい人間関係を築いていきましょう

  休憩をはさみ後半の「いのちの講座」第2弾「がん教育」編です

 がんは、私たち日本人の2~3人が一生のうちに1度は罹患するといわれているとても身近な病気です本日の講義では、がんとはどのような病気なのか?誰でも罹患する可能性のあるがんの要因は何で、予防するにはどのような方法があるのか?そして、がんと診断された患者さんの気持ちや、もし自分自身が支える側となった時に大切にすべきことなどを学びました

  がん患者さんの気持ちを理解したり、支えたりすることは、実際に体験しないと難しいことかもしれませんが、相手の気持ちに寄り添って話を聞くという姿勢をしっかりと身に付けてほしいと思います。

 まず自分の命を大切にし、「がん」という病気への正しい知識と関心を持つことから始めましょう